公益財団法人東日本不動産流通機構2023年9月度月例不動産市況 レポート

公益財団法人東日本不動産流通機構2023年9月度月例不動産市況 レポート

 

今月も、公益財団法人東日本不動産流通機構(通称、東日本レインズ)より、9月分の不動産流通市場の動向が発表されました。

公益財団法人東日本不動産流通機構(通称、東日本レインズ)とは、不動産業者が売却依頼を受けた際に登録し、他の不動産業者へ広く広告する、不動産業者が見るサイトになります。

こちらのレポートは、公益財団法人東日本不動産流通機構に登録されている物件情報を月次集計したものです。

それでは9月の動向を見ていきましょう。
8月は7月から見て落ち込んでいた印象でしたが9月はどうだったでしょうか?

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏マンション件数

 

成約件数は3,191件でした。ちなみに先月が2,367件でしたので前月比34.8%アップ。前年比で6.7%アップ。4ヶ月連続で前年同月を上回りました。

新規登録件数は17,006件でした。先月が14,701件でしたので前月比15.7%アップ。前年同月比では9.6%と9か月連続で前年同月を上回りました。

在庫件数は46,291件でした。先月が45,961件でしたので前月比0.7%アップ、ほぼ横ばいでした。前年同月比では17.9%のアップで20ヶ月連続で前年同月を上回りました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏地域別中古マンション件数

 

東京都
9月の東京都区部の成約件数は1,442件と前月の1,106件から30.4%アップで前年比では11.6%と二桁増加で4ヶ月連続で前年同月を上回りました。多摩は319件で前月の207件から54.1%と大幅アップ。前年比8.1%のアップとなりました。

神奈川県
横浜・川崎市は541件と先月の388件から39.4%アップで前年比で9.3%アップとなりました。
神奈川県他では199件と先月の159件から25.2%アップ、前年比1.5%のアップでした。

埼玉・千葉県
埼玉県は339件と先月の247件から37.2%アップ、前年比0.6%アップと21ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。
千葉県は351件。先月が247件からの35%アップ。前年比で6.4%ダウンとなりました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏地域別中古マンション成約㎡単価

 

成約㎡単価は1㎡あたり72.44万円で、先月の74.08万円からの2.2%ダウンでした。前年比では4.8%の増加で41ヶ月連続前年同月を上回りました。

新規登録㎡単価は、1㎡あたり72.78万円で、先月の71.77万円からの1.4%アップ。前年比では0.2%アップでした。
在庫㎡単価は、1㎡あたり72.91万円で、先月の73.08万円から0.2%ダウンとほぼ横ばいでした。前年比では0.7%減でほぼ横ばいでした。

東京都
都区部では1㎡あたり103.21万円で、先月の106.07万円から3.6%ダウン。前年比では3.5%アップで41ケ月連続で前年同月を上回りました。多摩は1㎡あたり53.02万円で先月の52.77万円から0.5%アップ、前年比では3.2%アップと3ヶ月連続で前年同月を上回った。

神奈川県
横浜・川崎市では1㎡あたり62.45万円と先月の61.39万円から1.7%アップ、前年比では2.7%アップと3ヶ月連続で前年同月を上回った。神奈川県他では1㎡あたり41.55万円で先月の41.10万円から1.1%アップ、前年比では1.4%上ダウンとなり、34ヶ月ぶりに前年同月を下回りました。

埼玉県・千葉県
埼玉県は1㎡あたり42.59万円と先月の41.96万円からの1.5%アップ、前年比では3.7%のダウンと40ヶ月ぶりに前年同月を下回りました。千葉県は1㎡あたり40.27万円で先月の39.05万円から3.1%アップ、前年比では6.7%のアップとなり、38ヶ月連続で前年同月を上回りました。

成約価格は4,618万円で、先月が4,704万円から下回りました。前年比で4.5%アップで40ヶ月連続の増加となった。専有面積は63.75㎡ 築年数では23.99年となりました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏中古戸建住宅件数

 

成約件数は1,099件でした。先月が837件でしたので31.3%の大幅アップ、前年比で2.2%ダウンとなり、21ヶ月連続で前年同月を下回りました。

新規登録件数は5,944件で先月の4,901件から21.3%アップ、前年比では28.5%の大幅アップで9ヶ月連続で前年同月を上回りました。

在庫件数は18,975件で先月の18,279件から3.8%のアップ、前年比では38.2%とアップとなり、13ヶ月連続で前年同月を上回りました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏地域別中古戸建住宅成約件数

 

東京都
都区部は202件と先月の151件からの33.8%の大幅アップ、前年比では11.0%の二桁アップとなりました。
多摩は156件と先月の113件からの38.1%の大幅アップ、前年比では7.6%アップでした。

神奈川県
横浜・川崎市では154件と先月の106件からの45.3%の大幅アップ、前年比では4.9%ダウンとなりました。
神奈川県他では86件と先月の132件からの45.3%の大幅アップ、前年比では4.9%ダウンでした。

埼玉県・千葉県
埼玉県は230件と先月の200件からの15.0%の二桁アップ、前年比では6.9%と大幅ダウンとなりました。
千葉県は225件と先月の181件からの24.3%の大幅アップ、前年比では10.4%ダウンとなり、3ヶ月連続で前年同月で前年同月を下回りました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏中古戸建住宅価格

 

成約価格は3,924万円と先月の3,725万円からの5.3%アップ、前年比では2.2%アップでした。
新規登録価格は4,237万円で、先月の4,209万円からの0.7%アップ、前年比では4.1%ダウンで5ヶ月連続で前年同月を下回った。

在庫価格は4,413万円と先月の4,425万円から0.3%ダウン、前年比では4.5%ダウンと4カ月連続で前年同月を下回りました。

 

東日本不動産流通機構2023年9月:首都圏地域別中古戸建住宅成約価格

 

東京都
都区部は6,710万円と先月の6,332万円から6.7%アップ、前年比では3.5%ダウンと、6ヶ月連続で前年同月を下回りました。
多摩は4,044万円と先月の3,690件からの9.6%アップ、前年比では3.9%アップと6ヶ月連続で前年同月を上回りました。

神奈川県
横浜・川崎市では4,838万円と先月の4,491万円からの7.7%アップ、前年比では8.4%アップでした。
神奈川県他では3,124万円で先月の3,181万円からの1.8%ダウン、前年比では15.0%二桁ダウンと4ヶ月ぶりに前年同月を下回った。

埼玉県・千葉県
埼玉県は2,523万円と先月の2,617万円からの3.6%ダウン、前年比では4.4%ダウンでした。
千葉県は2,617万円と先月の2,608万円からの0.3%アップ、前年比では8.3%アップでした。

 

公益財団法人東日本不動産流通機構2023年9月度月例速報まとめ

 

市場動向としては以上となります。

全体的に見て、8月にダウンした分が振り戻った印象です。
マンションの新規登録㎡単価は上がっているものの、成約㎡単価・在庫㎡単価が下がっているのを見ると在庫件数・新規登録件数が増えているのも相まって、在庫がはけ難くなっていて、価格見直しが必要になってきているのかもしれません。

8月からの振り戻しから10月がどう続くのか注目です
12月が不動産が動きにくくなるので10,11月でどうなるかですね。

近頃は暑さも落ち着いてきて、やっと秋らしくなってきたのかなと思います。
一日の寒暖差が出やすい時期だと思いますので、服装の調整に気を付けてください。

皆様の良い不動産投資ライフの一助になれば幸いです。
それではまた来月ご報告させていただきます。

 

  • 黒澤友貴(Tomotaka Kurosawa)
    黒澤友貴(Tomotaka Kurosawa)

    池袋の不動産会社e-home株式会社の代表取締役。みなさまの資産形成のお手伝いを不動産を通してお手伝いさせていただきます!

関連記事

  1. 不動産投資と株式投資のメリット・デメリットを比較

    不動産投資と株式投資のメリット・デメリットを比較

  2. 不動産投資ではまずここをチェック!!重要指標(表面利回り、実質利回り)

    不動産投資ではまずここをチェック!!重要指標(表面利回り、実…

  3. みんなは何を重視して投資する不動産を決めている?調査結果をみてみよう

    みんなは何を重視して投資する不動産を決めている?調査結果をみ…

  4. 不動産投資における確定申告とは

    平成30年度民間住宅ローンの実態に関する調査の詳細

  5. 不動産投資初心者が知っておきたいオーナーチェンジ物件

    不動産投資初心者が知っておきたいオーナーチェンジ物件

  6. 公益財団法人東日本不動産流通機構2024年1月度月例速報

    公益財団法人東日本不動産流通機構2024年1月度月例速報

PAGE TOP