住宅宿泊事業者届出件数第3位の【池袋】有する【豊島区】で民泊を始める注意点

池袋(豊島区)の民泊の仕方

住宅宿泊事業法が法施行されて早くも半年が経ちました。
届出件数の伸び悩みが問題視されており、提出物の簡素化等の工夫がすすめられているそうです。
現場からの希望としては、他に緩和してほしいところは多々あり、そこがほとんど手をつけられていない状況に歯がゆさを感じていますが、それはまた別のお話しで。

 

■話題の【民泊】東京23区の届出件数ベスト5とは

 

東京23区の届出件数ベスト5は

1位は新宿区、2位が渋谷区、3位が豊島区、4位が台東区、5位が墨田区

になっているようです。
ワーストは…、止めておきましょう。
やはり観光地があり、交通の便がいいところで、区の規制がそこまで厳しくないところに集中しているようです。

この区の独自ルールというのが厄介で、先日も一部の区で官公庁での提出の義務化していなかった書類の提出を求めていて問題になっていましたね。実際、区によって提出までのスキームが微妙に違っていて、他の区での経験だけで提出作業をしていると、作法が違うと指摘されたりします。

ですから、毎回、初めて提出する区は最初からスキームを確認しなければいけません。
こういうのも統一化してもらえると少しは手間が減るんですけどね。

 

■住宅宿泊事業者届出件数第3位の【池袋】有する【豊島区】にフォーカス

 

今回は池袋を有する、当社所在でもある豊島区の住宅宿泊事業者申請についてお話しさせていただきます。
豊島区は住宅宿泊事業者届出件数第3位で特に池袋は近年、外国人居住者(特に中国の方、最近ではミャンマー、ベトナム、ネパールの方も増えてきました。)も多く、観光客にとって比較的メジャーで需要の高いエリアです。

交通も山手線、埼京線、湘南新宿ライン、東武東上線、西武池袋線、丸の内線、有楽町線、副都心線が利用可能ですので都内観光にはとても便利な場所ですし、池袋駅に成田エクスプレスが止まったり、サンシャインシティに空港リムジンバスが止まったりと空港のアクセスも良好です。

豊島区は近年区役所が移転して、新築のタワーマンション(ブリリアタワー池袋)の下層階に入りました。
地下で有楽町線の東池袋駅と直結しており、住宅宿泊事業者申請はそこの新しい庁舎と思いきや旧区役所庁舎近く、池袋東口のサンシャイン通りをちょっと入った中池袋公園の向かい側の池袋保健所で行います。

この辺は旧区役所の敷地等を再開発しているので、あと数年すると見違えるようになると思います。ちなみに平成30年12月現在は中池袋公園は閉鎖されています。
窓口は5階の保健福祉部生活衛生課環境衛生グループになります。
事前の相談や書類の提出の際は予約が必要ですのでお気を付け下さい。

保健福祉部生活衛生課環境衛生グループは住宅宿泊事業者の件だけを扱っているわけではないので窓口が空いていても
予約無しで行くと、その場で予約をとって、改めて行かなくてはいけないので二度手間防止のため必ず予約して下さい。

 

【池袋】有する【豊島区】住宅宿泊事業者届の独自ルールとは

 

さて、豊島区の独自ルールについてですが、
豊島区は他の区で見られるような用途地域による禁止地域の指定や曜日規制はありません。
そういう意味では23区内で一番規制が厳しくない区の一つだと思われます。

独自で義務付けられているルールとしては、

住宅宿泊事業を営む建物の端(建物の中心からではなく建物四方の端からに注意です!)から半径20m以内の建物に事前告知をしなくてはいけない(紙による投函でのお知らせでOK)ということです。

投函の場合、投函してから一週間くらい何かの問合せ等がないかを待った上で問合せ内容や要望等と投函した建物の名称を書面にまとめて住宅宿泊事業者申請の書類と一緒に提出しなくてはなりません。

提出時にはその場で住宅地図を広げて透明のプラスティックのカードに円を描いたもので20m範囲を確認して、お知らせの漏れがないかチェックします。
ここで漏れがあると、再度お知らせ投函をしてから一週間待ってじゃないと申請が出せなくなってしまうので、一週間以上のロスが出ますので20mより気持ち広めで告知しておいた方がいいかも知れません。

 

【池袋】有する【豊島区】住宅宿泊事業者届の少し変わったルール

 

また、他の区と比べて少し変わったルールがチェックイン・チェックアウト方法についてです。
他の区ですと、チェックイン・チェックアウト方法は対面または対面に準ずる方法でOKですが

豊島区の場合は対面に準ずる方法ではOKされません。あくまで対面による方法でないといけないということです。

 

この、対面に準ずるというのは現地設置のタブレットのシステムによるチェックインのことです。
タブレットシステムでパスポートや本人確認を含めたチェックイン・チェックアウトを行うものです。
ですから、当社ではチェックイン。・チェックアウト時は当社店舗に一度ご来店していただく方法をとっています。

他にも、独自ルールはありますが、代表的なものを上げさせていただきました。
その他については↓こちらをご参照下さい。

豊島区における住宅宿泊事業の手引き(Ver2.05)(PDF:1,157KB)
https://www.city.toshima.lg.jp/214/kurashi/ese/kankyoese/documents/tebiki205ver.pdf

豊島区ホームページより引用

 

実際、最近は特に池袋の駅構内や周辺を歩いていると、大きなキャリーを押している外国人の方をよく見かけ、駅構内には外国人旅行者向けのカウンターがあったり、外国人観光客の池袋での住宅宿泊事業の盛り上がりをすごく感じます。

特に、今の外国人観光客の約1/4は中国からの観光客です。池袋は中国出身の方が経営しているお店も多いため店員さんも中国の方が多く比較的中国語が通じる確率が高いため中国人観光客にとっては安心できる場所なのかもしれません。

そういう意味では今後も池袋周辺、豊島区の民泊需要は上がって行くと思われます。

 

民泊に関するお問い合わせ

 

投稿者プロフィール

黒澤 友貴
黒澤 友貴
宅地建物取引士 賃貸住宅経営管理士
不動産営業を20年以上経験
超小規模大家(区分マンション)
趣味は ジョギング、旅行、寺社仏閣巡り、美味しいものを食べる、30歳から始めたピアノ(再開したい)

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