民泊運営においてのトラブルをまとめてみた。

民泊のトラブル

民泊運営を始める上で、どういったトラブルがあるのかというのが全てのこれから民泊運営を始める方の不安の対象になると思います。場合によっては、民泊運営を始めるか否かの判断が変わってくると思います。あらかじめ、こういうトラブルが起きると想定出来ていて準備しているか、していないかで、実際にトラブルが起きた時の対処も変わってくると思います。

民泊に関する事件も取り沙汰されたりしていて、更に不安は募ります。それでは、どういったトラブルが起こるのか、代表的なトラブルを見ていきましょう。

 

民泊運営においてのトラブル①騒音のトラブル

 

民泊は、日本国内では現在のところ外国人旅行者を対象にするのが大多数だと思います。
ほとんどの旅行者が良識のある方だとは思います。

しかし、どうしても国により習慣や考え方が違うため、本人は何も悪いことをしているという感覚がない(旅行者の自国ではとりたてて問題にならない)状態で行った行為が問題になったりします。
喋り方や、ゴミの捨て方や歩き方など。

また、日本は島国であり、元々が単一民族のため、どうしても外国人旅行者が住宅街を歩いていると目立ちます。
そう言った理由から近隣にお住まいの方からの苦情や問い合わせになってきます。
また、私達でも経験があると思いますが、旅行による興奮で気持ちが大きくなってしまうのも、旅行者の行為が苦情につながる一因になってきます。

そう言ったところで一番多く聞くトラブルが騒音のトラブルです。
一般的な宿泊施設と違い民泊は一般住宅を使って宿泊に供します。

また、日本はホームパーティーをする習慣も少なく、元々日本人は自宅では静かに過ごす習慣があるため
どうしても一般住宅は防音が充分じゃないケースが多いです。

旅行の興奮やお酒がはいったことにより、気持ちが大きくなった宿泊者が大声で騒いだり、大きな音で音楽をかけたりして、しかもそれが深夜だったりして、近隣からの苦情がくる。というのが一番よく聞くトラブルだと思います。

なかなかなくならないトラブルだと思います。
そう言ったトラブルが起きた時のために24時間緊急駆けつけてが可能にしておく必要があります。

 

民泊運営においてのトラブル②室内の設備に関するトラブル

 

他によく聞くトラブルは室内の設備に関するトラブルです。
そもそも使い方がわからないと言うものから、使い方を間違ったための設備の破損汚損等です。

上記はまだ宿泊者が原因ですのでいいですが、設備の故障などだとこちら側(ホスト側)の責任が問われます。
給湯器が壊れてお湯が出ないや電気がつかない等、場合によってはゲストが宿泊を続けられず、ホスト側で振替の宿泊施設を手配しなくてはならなくなるケースもあります。

 

民泊運営においてのトラブル③ゲストの怪我や病気

 

また、以前あったケースでは室内に設置されていた小さな換気扇のカバーが落下してゲストの頭に当たってケガをしたと言うものもありました。こちらも病院を探してあげたり、場合によっては治療費を負担する事態になります。

基本的に収入を得ようとしているのにこれではマイナスになりかねないです。
ケースによっては火災保険でカバーできるケースもあると思いますので火災保険の加入は必須ですね。
また、民泊は自分で設備を使うことがほとんどないため、設備の劣化状態が把握出来ないため、設備の定期的な点検も実は大事だったりします。

上記2ケースが最も聞くトラブルではないかと思います。

 

民泊運営においてのトラブル④犯罪に巻き込まれる

 

トラブルであれば対処のしようがありますが、なかなか対処出来にくいのが事件や犯罪に巻き込まれるケースです。
一番ひどい例ですと、殺人事件が起こってしまうや犯罪取引等に使用されるケースです。
以前も外国人旅行者が室内に女性を引き入れて室内で殺害したという事件もありました。
こう言ったものは、どんなに対処しても起こってしまうことがあります。

しかし、それを抑止する方法も何点かあると思います。
もし、建物内部でそう言った事件ご起こってしまうと、不動産価値が下がってしまい、資産価値が下がってしまいますので、なんとしても食い止めたいですよね。
例えば、上記の事件が犯人を特定できたのは民泊建物の玄関先に監視カメラを設置しており、その出入りの記録で発覚したようです。もちろん、室内に設置するのはプライバシーの観点から難しいと思いますが、玄関や玄関先に設置するのは防犯上問題ないと思います。

また、監視カメラが設置されているとわかるだけど、相当の犯罪抑止につながると思います。
当社も、民泊を始めたいお客様には必ず監視カメラの設置をおススメしています。
また、これは住宅宿泊事業法にも定められていますが、宿泊者の本人確認を確実に行うと言うことだと思います。これも犯罪抑止につながるとおもいます。

 

民泊運営においてのトラブル 番外編:監視カメラが役に立った事例

 

また、監視カメラが役に立った事例として
ゴミの不法投棄の防止が、あります。

民泊の建物は近隣の方からもわかるように標識を掲示しなくてはなりません。
そうすると、普段から誰かが住んでいないとわかってゴミを捨てる人が出てきます。
当社で管理していた物件も度々ゴミの投棄があり、更にそのゴミをカラスがつついて前面道路に散乱して近隣住民より苦情がきたケースが何度かありました。

オーナーさんと話し合い、監視カメラを設置したところ不法投棄がなくなりました。

こういった犯罪に巻き込まれないためにも、犯罪抑止のための方策は必要だと思います。
最近、当社でもあったのは、とある町でハロウィーンの時に起こった事件の加害者の一人が外国人であったため、警察より宿泊者情報の提供を求められたこともありました。

いくら、方策をたてても、想定外のことがおこるケースもあります。しかし、そこであきらめず方策を立て続けていればトラブルは最小限におさえることができると思います。
また、そういったリスクがあるからこそビジネスチャンスにつながるとも考えられます。

上記以外でも様々なトラブルがあると思いますが、住宅宿泊事業(民泊)を始める上での参考にしていただければと思います。

 

投稿者プロフィール

黒澤 友貴
黒澤 友貴
宅地建物取引士 賃貸住宅経営管理士
不動産営業を20年以上経験
超小規模大家(区分マンション)
趣味は ジョギング、旅行、寺社仏閣巡り、美味しいものを食べる、30歳から始めたピアノ(再開したい)

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