不動産投資を徹底解説

不動産投資を徹底解説

 

近年、年金が将来でないのではないか?という不安や長引く低金利から、お金の運用というものに興味をもつ方が増えています。投資と言ってもいろいろな投資先があります。一般的な預貯金や外貨預金、有価証券やFX等。更に、近年の働き方改革の影響で副業が注目されている中で不動産投資が注目を集めています。

不動産投資と聞くと、不動産を購入しなくてはならず、大掛かりなものと感じて自分には縁遠いと感じる方も多いと思います。
確かに、不動産を購入すると言う点は間違いないのですが、大掛かりで縁遠いと言うのは先入観だけだと思います。

 

不動産投資の種類を解説!

 

一口に不動産投資と言っても多岐にわたります。まずは、どんな種類があるのか見てみましょう。

大まかに分けて収益の取り方で2種類にわかれます。

ひとつ目が転売で利益を上げる方法と、ふたつ目が保有して月々の賃料で収益を上げる方法です。
一般的に不動産投資というと、後者の物件を保有して月々の賃料で収益を上げる方法を言います。

前者の方は転売目的で物件を安く購入して、すぐに売却するというものですが、買取転売業者という専門の業者がいて商売をしているので、なかなかプロと競合するのは難しいと思います。

また、前者と後者を複合するのが理想的だと思われますが、それは後ほどご紹介させていただきます。

次に投資する物件についてですが、土地、一棟ビル、一棟マンション、一棟アパート、区分所有のマンション、店舗、事務所、更には駐車場等です。太陽光発電というのも近年あります。

物件により特性があり、一長一短があります。例えば、区分マンションであれば建物の管理は管理会社がやってくれるので楽ですが月々管理費等の費用がかかります。一棟物件であれば、月々の管理費等はありませんが、日々の清掃や設備点検は自分で手配しなくてはならず、外壁等の修繕の際はかなり大きな費用がまとまってかかります。

逆に、それらのコストを自分で交渉しコストダウンをはかることも可能です。こればかりは、どれが一番いいということはなく、それぞれの好みになると思います。

おおまかにはなりますが、不動産投資の種類はご理解いただけたと思います。

 

不動産投資のメリットとは?

 

種類はお分かりいただいたので、何故不動産投資なのかを見ていきましょう。
言い換えれば、メリットですね。メリットのご紹介をする前に、こう、お考えの方が多いのではないでしょうか?

不動産投資は収入が多くないと出来ないのではないか?

 

お金を沢山持っていないと出来ないのではない?不動産に対する専門的な知識が必要or沢山勉強しなくてはならないのではないか?リスクが高いのではないか?損するのではないか?etc.

だから、自分には不動産投資は出来ないだろう…。

大半の方がこう考えていると思います。
しかし、必ずしもそうだとは言えないと思います。

確かに、収入が0で、自己資金も0ではなかなか始めるのは難しいかもしれません。
もちろん、不動産の業法、税務の税法等の法律が関わってきます。

ただ、会社にお勤めで、自己資金がある程度用意できれば、専門的知識は専門家に任せて始めることは可能ですし、専門家に任せるのは必要なことです。更に言うと、今まで家に住んだことのない人はいないと思います。その住む家を扱う投資なので、その今まで住んできた経験が役に立つのです。

不動産投資はミドルリスク、ミドルリターンと言われています。

 

一般的にローリスク、ローリターンは預貯金等の元本が保証されるものですが、利率が低く投資する意味が見出しにくいものになります。もちろん買う物件にもよるのですが、リスクの高い投資方法とは言い難いと思います。

必要以上に怖がる必要がなく、敷居が高いわけでもなく、縁遠いものではないのです。

 

不動産投資のメリットとは?②

 

それでは、不動産投資のメリットについて改めて見ていきたいと思います。
投資は何に投資するのかが大事になってくると思いますが、不動産投資の場合は、もちろん皆さまお分かりの通り、当然、不動産に投資します。この不動産は時代の移り変わりでニーズがなくなるということは基本的にありません。

例えば、昔は馬や船が交通・輸送の中心でした。しかし、技術が発展して車や飛行機が開発され、現在では移動・輸送の手段として馬を使う人はほとんどいなくなりました。

しかし、技術が発達しても人が家に住まなくなるということは現状考えられないと思います。もしかしたら、未来には人はカラダを持たなくなるかもしれませんが、それはかなり遠い未来になるので、今、これを読んでいただいている皆さんが生きている間は問題無いかと思います。もちろん、土地の値下がりやニーズの減少は考えられますが、それは後ほどお話しさせていただきます。

また、不動産投資の特徴で他の投資商品と違うところとしては、毎月収入が入ってくるという点ではないでしょうか。

 

 

不動産投資のメリットとは?③

 

いろいろな投資商品があります。大半が安い時期に買って、値上がりした時期に売却して売った時と買った時の差額を利益とする。キャピタルゲインを狙う投資じゃないでしょうか。あとは、一定のお金を投資して、数年後、若しくは数十年後に投資額+アルファで受け取る投資だと思います。

不動産投資の場合、もちろん上でご紹介した転売によるキャピタルゲインを受け取るやり方もありますが、主には所有不動産の賃借人から毎月賃料を受け取る収入(インカムゲイン)になります。

 

この、インカムゲインでの収入というのは、一度賃借人が入居すれば退出するまでの間は毎月定期的に収入が入ってきます。全く何もしないでもとまでは言いませんが、例えば入金確認や設備の故障対応等、それ以外でほとんど何かすることなく、ほぼ不動産が代わりにお仕事をしてくれて、収入を生み出してくれる感覚になります。

主業をやって不動産が副業をやってくれるというカタチで副業としても浮いているといえると思います。この所有しているだけで定期収入が入ってくるというのもメリットの一つです。

 

これが、老後の私的年金の代わりになるとも言えます。
また、税金対策になるというのもあります。

 

不動産投資は相続税の税金対策になる

 

ここでいう税金は主に、所得税と相続税になります。

まず、所得税についてですが、全てが節税につながるということではありません。

不動産投資の場合、物件の維持費や募集費用、改装費は経費として落とせます。また、減価償却費と言う経費があります。
これは建物の対してのみですが、構造により、何年間で税務上価値が年々減っていくという考え方で年間の減った価値を経費として落とせるというものです。

これらにより、不動産所得がマイナスになった場合に他所得と損益通算が出来るというものです。購入年ですと経費が多くなることが多いため、損益通算がしやすかったりします。

もう一つの相続税については、現金で持っているのと不動産で持っているのでは同じ金額でも相続時に見られる課税対象額が変わってくるということです。現金はもちろん、その金額で見られますが、不動産の場合実勢価格とは別に評価額(路線価や固定資産税評価額)があり、この評価額が実勢価格より安くなっており、さらに賃貸で貸していると借家権割合や借家建付地評価というもので、評価額からさらに減額されるようになります。

これにより、現金で5,000万円持っているのと、不動産で5,000万円持っているのでは相続時の課税対象額が半分ちかくまで変わってくるケースも出てきます。そうなれば、支払わなければ相続穎の額も相当減るということです。これもメリットの一つです。

 

不動産投資は資産を形成できる

 

また、不動産投資はインカムゲインを受け取る投資ですが、同時に資産を形成できるという点がメリットだと思います。現物資産ですのでインフレ対策にもなりますし、家族に資産を残せるというメリットです。

さらに、不動産投資は全額を現金で買わなくても、ローンを組んで購入することができるというのもメリットだと思います。

自己資金が0円というのは、いささか危険だと思われますが。購入金額の2~3割に自己資金で始められるというのは投資分散ができ、資産形成がさらに加速するというメリットになります。

このローンを組むというところにもう一つメリットがあり、一般的に不動産の購入のためのローンは団体信用生命保険が付帯していることが一般的で、お金を借りた人(債務者)が死亡した場合は保険が下りて、残債がなくなります。

3,000万円の借入をした場合、3,000万円の生命保険に入ったのと同じになるので、余計な生命保険を整理しても良くなると思われます。大まかに、メリットは以上のようになると思います。

 

不動産投資におけるデメリット

 

それでは反面デメリットはなんでしょうか?
リスクと考えたほうが分かりやすいかもしれません。

 

リスクとして一番身近なのは空室のリスクです。

上でも書いた通り、賃借人が住んでいてくれる間は収入が入ってきますが、退室した後は新たな賃借人を探さなくてはなりません。どうしても、退室した翌日から新たな賃借人が入居するということはできませんので少なからず空室期間ができてしまいます。さらに募集をかけてからすぐに申込が入るかどうかは時期(タイミングやシーズン)により変わってくるため、避けられないリスクになると思います。

他には、資産の流動性というリスクがあると思います。不動産の場合相場が変動します。これにより換金(売却)をするタイミングによって価格が変動し、場合によってはすぐに売れないという可能性もあるということです。もちろん破格の値段を付ければ売れなくはないのですが、それを進んでする人はいないと思います。さらに、建物は年月とともに老朽していきますので、そこでの価格の減少という可能性も出てきます。

あとは、ローンを組んで購入した際の金利変動のリスクだと思います。これは、基本的のローンは変動金利になるため、金利が市況により変動します。この変動により返済金額が上下するので場合によっては月々の収支が悪くなる可能性があるということです。ただ、これは私の意見ですが、景気が良くならないけど金利が上がるという状況はなかなかならないと思われます。

そのため、金利上昇がおこった時は物件価格が相当値上がりしているタイミングですので、そのときは迷わず売ってしまったほうがいいと思います。

デメリット(リスク)としては以上になります。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ①

 

それでは、どのように始めるかを見ていきましょう。
そもそも、不動産投資をするにあたっての大前提として不動産を購入しなくてはなりません。これなくして、不動産投資はどうにもこうにも始まりません。

それでは、どのような不動産を買うべきか…
もちろん、そこに予算という要素も加わってきます。

不動産投資の場合、1ヶ月単位で売却するというのは、かなり稀だと思います。

転売したときに利益がでて課税されるという理想的な展望を考えると譲渡所得の長期譲渡にならなくてはならないため、5年以上は所有すると思います。

しかも、融資を受けて購入するとなると更に長期になります。
その間に賃借人が入れ替わったりした際に空室期間の短期化と転売時の売りやすさを考えたら、流通性やニーズの高いエリアが理想的です。

ここで、上でも書いたニーズの変換を予想しなくてはならないわけですが、実際はあくまで予想ですので的中するとは限りません。
現在は少子高齢化と言われており、日本の人口は減ってきています。その反面、都内の人口は減少傾向にはありません。これは、地方では仕事の数が足らず、仕事を求めて上京する人が増えている結果です。その為、地方は人口がどんどん減少しています。人口の二極化になっているということです。

地方に不動産を所有するのは、場合によってリスクになりえるということです。

上に書いた、流通性やニーズの高いエリアは、もちろん、価格も上昇します。
ですから、地方の物件は物件価格が安く、利回りは都内に比べると比にならないくらい回ります。

もちろん、地方でも賃貸ニーズが高く、募集をかければすぐに賃借人がつく地域もあるとは思います。ただ、それが未来にわたってニーズが保てるのかというと未知数になりますし、保てる地域の方が稀だと思います。そして、地元の人でないと、その地域性はなかなか見えにくいと思います。

そうなると、利回りが多少低くても都心部の物件のほうが安全になります。

不動産投資の場合は長期での保有が前提になりますので、リスクは可能な限り避けた方が賢明だと思われます。
一般的には、やはり、駅から近い物件が理想です。近年は賃貸で借りる方はSUUMOやat homeのようなポータルサイトで自身で探すケースが大多数を占めます。

ポータルサイトで検索する際は、駅からの徒歩時間を入力して検索する方が大多数のため、駅から徒歩時間が遠くなれば遠くなるほど探している方の目に留まる回数が格段に下がるということになります。これは賃借人の付き易さの部分ではかなり変わってきます。

また、一棟の物件の場合は築年数が古い物件ですと、修繕の必要があるかどうか、修繕履歴がどうなっているかが重要です。買ったはいいけど、すぐに外壁や防水工事が必要となるとかなり多い出費を覚悟しなくてはならず、キャッシュフローが悪くなってしまいます。

そうなると、何のために買ったのか分からなくなってしまいます。ここは区分の場合はあまり心配はないかもしれません。もちろん修繕履歴や建物全体の既積立金がどのくらい貯まっているのか等の重要事項調査報告書に記載されている事項は最低限確認は必要です。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ②周りの地域性

 

不動産購入時、地域性というのも考慮にいれなくてはなりません。単身者が多いエリアなのか、ファミリー層が多いのか、高所得者が多いのかetc.
ファミリー層が多いエリアで単身者向けのワンルームを所有してもなかなか賃借人が付かず、収入がゼロでは、せっかく不動産を投資で購入した意味がありません。
地域のニーズに合った、流通性の高い物件の選定が重要になってきます。

今まで全く縁がなく行ったこともないエリアでの購入はやめたほうがいいとは言いませんが、慎重に吟味した方がいいと思います。
どんな町で、どんな商業施設があり、どんな公共機関があり、どんな人が住んでいるのか等を調べ、この物件なら募集をかけた際に借りたいという人の絶対数が多いだろうと予想できるものが好ましいと思います。
ここを外してしまうと、所有してから賃借人が入らず、空室期間が続いてしまい、ランニングコストだけかかってしまうので重要です。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ③リサーチ

 

では、どのようにそれを調べるべきかですが、まず、自身で物件を実際に見るということです。もちろん、オーナーチェンジで室内は見れないかもしれないです。室内が見れないなら見に行ってもしょうがないじゃないかとおっしゃる方も多いと思いますが、実際に現地に行き、物件を見て、周辺の環境、例えば、ここに住んでいる人はここで買い物をするのか、駅からはこういうふうに帰ってくるのか等を肌で感じることは重要です。これをしないばっかりに、地域のニーズを読み間違えて空室期間が長引くと言うのはよく聞く話です。理想は、現地に行った際にまわりを2~3時間歩いてまわってみることです。

ただ、それだけでは全ては把握できません。その際に不動産業者のアドバイスが必要になります。ただ、一部の方は、不動産業者は信用出来ないとおっしゃる方もいらっしゃると思います。
確かに信用できない不動産業者も、業界人としては恥ずかしながら、沢山います。
しかしながら、不動産投資をする上で専門家への相談は不可欠だと思います。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ④専門家をパートナーにしよう

 

そこで、不動産投資をする上で重要になるのが、専門家のパートナーを作るということです。

上記の不動産業者のみならず、税理士、弁護士、司法書士、内装業者、等々。沢山の相談でできる専門家が必要です。また、不動産業者と一口に言っても売買の不動産業者、賃貸の不動産業者、管理の不動産業者等々、多岐にわたります。更には、売買でも戸建、土地、マンション、一棟ビル等々に分かれます。ほとんどの場合、それぞれが専業で、兼業でやっている不動産業者は少ないです。

ここが、一つ問題になるところです。投資物件を購入しても、同じ担当で賃貸の募集はお願いできないということです。ですから購入後、改めて賃貸の担当に物件の説明をして募集を依頼しなくてはならないのです。
これはなかなか面倒くさいですよね。さらに、売買仲介というのは毎月リピートして買うお客様が基本的にいない商売で、一人のお客様と何回も取引を行うということは稀です。

そのため、お客様と長年にわたりお付き合いするという感覚がほかの業種の営業マンに比べると薄くなり、ものすごく悪い方向の言い方をすると、売ったら売り切りという感覚。これは営業マンの自覚はほとんどありませんが、無意識にあります。

これは、リピート客の発生しにくい、絶えず新規のお客様を開拓していかなくてはいけない職種のため、やむをえないと思います。
そんな中から、信用できるパートナーを探さなくてはいけないので、骨が折れます。しかも不動産業者の知識はかなりピンキリなのですが、それを自分から言う人は、ほとんどいませんので、さらに困難を極めます。
そうなってくると、自分で勉強して業者に対抗しようと考える方もいらっしゃいます。これに関しては、全面的にオススメできません。それなりに業界の経験があり、毎日その仕事をして、不動産を扱っているひとと比べると格段に変わってきてしまいます。

過去、勉強して知識を付けてはいるけど、勉強する方向性が微妙にずれていて、業者の言うことを全く信用しないで、自分の考えだけで突っ走ってしまい、うまくいかなくなっている人を何人も見てきました。
もちろん、全く知識を勉強しないというのも考え物ですが、最終的な部分はやはり、プロに任せるべきかと思います。最初の内は数人の業者と付き合い、セカンド・サードオピニオンを聞いていき、徐々に業者を絞っていくのがいいのではないかと思います。実際、法律に関しても含めて正解は一つとは限らず、何通りも解釈があるため知識と経験もモチロン、考え方が合うかどうかも含めて判断するといいと思います。

また、不動産の営業が不動産の知識を全て、まんべんなく知っていると思っている方が多いと思います。不動産のプロだから当たり前だろう。と思われると思いますが、意外と狭い知識しか持っていない営業が多いので注意が必要です。不動産の知識と言っても民法・業法等の法律やトラブルになった際の法務知識や地域性や相場の市場知識、税金等の税務知識、内装知識等いろいろな知識が必要です。これがそれぞれ売買、賃貸、管理で変わってくるので、全てをまんべんなく扱える営業は少ないです。

これらを吟味してのパートナー選びはかなりの重要度だと思われます。
また、購入する物件の種類によって注意するところも変わってきますので、そう言ったところも、パートナーに相談することが重要です。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ⑤利回りを考えよう

 

ここで、物件を選定するにあたり、利回りと言う言葉が出てくると思います。
利回りとは一般的には、投資額に対してどのくらいの利益がでるかということですが、不動産投資の場合は購入金額に対して年間の収入がいくらになるかという年間利回りのことを言うのが一般的です。利回りもいろいろな種類の利回りがあります。表面利回り、実質利回り、NOI利回りetc.です。利回りに関しては以前、記事を書いていますのでそこで確認してみて下さい。

不動産投資の利回りについて解説:https://www.e-home-66.com/2019/03/268

この利回りが、冷静な選定を狂わせることがありますので、注意が必要です。
ここで、少し話しはそれますが、今まで何百という方々を接客してきて、よく言われてきた言葉があります。「何か、掘り出し物のいい物件があったら紹介して。」
この言葉…、何回も何回も言われました。その都度お答えさせていただいておりますが、ここでもお話しさせていただきます。不動産で掘り出し物の物件は絶対にありません!200%ありえません。これは夢や神話の話です。恐らく、サンタクロースより現実味のない話です。もし、あなたのところにそんな話があったら、それは、ほぼ詐欺です。

それは何故かを話させていただきます。まず、みなさんにお聞きします。

自分が苦労して手に入れた不動産を、普通なら5,000万円で売れるものを4,000万円で売っていいと決断できる人がいますか?なにか事情があるにせよ、1,000万円損して売るという方、もしいらっしゃったら、すぐに私にご連絡下さい。1日以内に売却させていただきます。
まず、いないと思います。

早急に現金が必要で、どうしても他人に知られる事なく売却したい等の事情があった場合はもしかしたらあるかもしれませんが、そういった事情の場合、上で私が書かせていただいた通り、不動産業者がすぐに売却をすすめます。早急に現金化が必要であれば、もちろん、一般のお客様には紹介しません。すぐに現金で用意をできる法人、基本的には買取業者に紹介します。それでスピード成約になります。
そして、買取業者に買い取ってもらうということは買取業者は再販をしますので、仲介に入った不動産業者は再販でも仲介できる可能性がありますので、一つの物件で二倍の仲介手数料が入る可能性があります。
これを、仮に現金をすぐに用意できる一般のお客様いたとしても再販が発生する確率は低いわけですから紹介することは、まず、ありません。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ⑥買取業者に買ってもらう理由まとめ

 

どんなにお付き合いの長いお客様がいたとしても、買取業者に買ってもらいます。
上記の二倍の手数料が取れる可能性がある以外にも、買取業者に買ってもらう理由がいくつかあります。まず、売主様にとってもメリットがあるということです。買取業者が買取る場合、売却条件として瑕疵担保責任免責というのをつけるのが一般的です。これは、引渡を受けてから一定期間に発見された雨漏り・水漏れ・シロアリの被害については売主が責任を負わなくてはならないというものです。

一般的な売買契約には必ずついている条件です。買取業者が買う場合はこの条件を売主は負わなくてもいいという条件にするのが一般的なのです。これであれば、売った後も安心なので売主様にメリットがあります。
また、買取業者が買うと言った場合、なにか重大な未確認の情報が出てこない限り買うという意思表示を撤回することはありません。買取業者は仲介業者から反復継続して物件を買い取らなくてはならないため、ここで撤回をすると信用を失い、二度とそう言った情報をその業者からもらえなくなります。さらに業界のそう言った情報は瞬く間に広まるので、一度そう言った不義理をすると商売を続けていくこと自体難しくなるため、撤回がないということです。

さらに、買取業者は不動産の免許を持っている業者のため、仲介業者が重要事項の説明の義務がなく、書面の交付だけでいいというのも手間がかからないということで理由の一つです。
上記のことから、そう言った、事情があり早く現金化をしなくてはならない物件の情報は買取業者に行き、一般のお客様に行くことはありません。

物件価格が安いということは、必ず何か理由があるということです。安いから買ってはいけないということではありません。
その理由を吟味してから慎重に判断することが重要です。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ⑦利回りが高い物件

 

少し話しがそれましたが利回りの話に戻りたいと思います。
利回りが高い物件は魅力的です。10%も利回りが回っていれば回収が短期で達成できますし、場合によっては転売に結び付くからです。要は儲かるからです。
しかし、物件価格は周辺の相場と利回り、築年数やランニングコスト等いろいろな要素で導き出されます。物件の種類によって利回りの相場的なものもあります。一棟のアパートと区分のマンションでは違います。築10年の物件と築30年の物件でも利回り相場は変わってきます。複合的に判断して値付けをする訳です。

そういった値付けをしているにも関わらず、周辺の競合物件に比べて極端に利回りが回るということは、どこかに利回りを高くしなくては売れないと判断する理由があるということです。
ですから、何故、この物件は安いのか。何故、この物件は利回りが高いのか。その理由を突き止めて、それを許容できるのかを判断して購入しなくてはなりません。

そこには、理由は理解して購入したけど予想外の減少が起こるかもしれません。そこを予想するのは知識と経験が不可欠です。ですから、不動産投資の初心者にはオススメできません。
利回りが高くて問題がある物件は不動産投資にも関わらず、ハイリスクハイリターンになってしまいます。それであれば、他の投資商品に投資した方がいいという結果の可能性にもなりかねません。
また、何かトラブルがあると、お金だけではなく時間や精神的に無駄に消費されかねないため、おすすめできません。

しかし、初心者の方ほど、利回りだけに注目をしがちですので気を付けて下さい。
あくまで、バランスが大事なので、利回りの高い物件を否定する訳ではありません。
ただ、利回りの低い物件を投資すれば成功するかと言うとそうではないのも事実です。

ほとんどの方が融資を受けて購入すると思います。ということは、月々の返済があるということです。ですから、利回りが低すぎると月々の返済が持ち出しになってしまうというのも気にしなくてはなりません。月々持ち出しがあると、どうにも利益が出し難くなってしまいます。ですから、月々の返済額やランニングコスト、区分マンションであれば管理費・修繕積立金、他には固定資産税・都市計画税。これらを払っても年間で手元にお金が残るというのは死守しなくてはならないということです。

さらに一棟物件であればとくに、10年単位での修繕のコストを考えて持ち出しにならないという見通しを建てなければならないです。
ここの部分の見通しが甘いと、買ったあとに持ち出しが出てしまい、所有しているだけでツラい物件になりかねません。ここだけは絶対に外さずチェックしなくてはなりません。
少なくても、月々の返済を含めての5年間の収支で持ち出しがなければ5年後に売却したとしても手元にお金が残りますので、購入したときの自己資金の金額と売却して、ローンの残債を支払って手元に残る金額を比較して売るタイミングをはかれば利益が出ます。

ですから、物件価格と自己資金の割合を考えて借入額も設定しなくてはなりません。
よく自己資金0円でとか、少額自己資金で始める等のうたい文句での不動産投資がありますが、自己資金が少額でも、もちろん可能です。しかし、かなり利回りの高い物件を選定しないと月々の支払が収入額を超えてしまうため、最低でも物件価格の1~2割+諸経費は用意した方が賢明だと思います。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ⑦諸費用

 

ここで諸費用について触れておきましょう。
諸費用とは、不動産を購入する際に物件価格以外で必要になるお金です。
内訳としましては、仲介手数料・契約書印紙代・登記費用(登録免許税+司法書士手数料)・火災保険料・ローン借入費用・不動産取得税等です。不動産取得税は購入時ではなく、後日請求が来ますのでご注意下さい。
この諸費用は物件価格の何パーセントというものでなく、物件により(物件の種類や立地、建物の築年数や借入先、借入金額等)変わってくるため、物件毎に確認が必要です。

以上のようなことを気にして物件を選定して購入物件が決定してゴールではありません。
もうすぐスタートラインです。

 

実際に不動産投資を始め方まとめ⑧管理会社を決定

 

売買契約を締結し、残金決済・引渡をして晴れて自分のものになります。
ここで集金代行の管理会社を決めなくてはなりません。

自己管理という選択肢もありますが、専業でなく副業としてやるのであれば、あまりおすすめしません。
ここで管理会社の選定ですが、長期的に付き合う会社になる訳ですから、安さだけで選ぶのはやめたほうがいいと思います。価格も大事ですが、知識や経験、あとは長期的に付き合うので話をしていて苦にならない人が理想だと思います。管理会社の担当と話すのが面倒くさい・苦痛では何かあったときに気軽に相談出来ないので、意外とここが重要だと思います。
ここで管理会社選定をした上で賃借人に対し所有者・管理会社が変わった旨を通知して不動産投資スタートです!

 

不動産投資を徹底解説まとめ

 

みなさまいかがだったでしょうか?
不動産投資は、簡単で利益がすぐ出るとネット広告などをよく見かけますが、実はやることは多くあります。

しっかりした知識としっかりしたアプローチをすれば堅実に利益は出ます。

今回のコラムを読んで、少しでもご興味がありましたら一度、ご相談をしていただければあなたの将来の利益に
なるようなサポートをさせていただければと思います。

お問い合わせ

 

投稿者プロフィール

黒澤 友貴
黒澤 友貴
宅地建物取引士 賃貸住宅経営管理士
不動産営業を20年以上経験
超小規模大家(区分マンション)
趣味は ジョギング、旅行、寺社仏閣巡り、美味しいものを食べる、30歳から始めたピアノ(再開したい)

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